『5年で1億貯める株式投資』を読んだまとめ

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こんにちは。リョータです。今回は25年4月出版の『5年で1億貯める株式投資』を読んだので紹介記事を書いていきます。出版から1カ月強で10万部を突破しており、今、とても勢いに乗ってる投資本です。

【基本情報】
著書:kenmo氏
出版社:ダイヤモンド社
出版日:2025年4月22日 第一刷発行

タイトル通り、株式投資で、短期間で、お金を増やしたいと思っている人向けの本です。

また、現役投資家のkenmo氏が紹介した「中長期投資でオススメの10銘柄」について、2025年6月27日時点の各銘柄のパフォーマンスをチェックし、その主張の信憑性を検証してみました!

結論、10銘柄中8銘柄日経平均を上回るパフォーマンスを上げていました。

要約

この本は著者自身が5年で1億円貯めた経験をもとに、オススメの株式投資法を紹介しています。著者は初期投資の300万円以外は追加入金しておらず、全て株式投資で増やしています。

著者は、「できれば短期間でまとまった資産をつくりたい」と考えている人は集中投資が必要、長期分散によるほったらかし投資信託では無理であると主張しています。

大きく資産を増やす方法として、4つの投資方法について解説しています。
①新高値ブレイク投資
②株主優待需給投資
③決算モメンタム投資

④中小型株への「中長期投資」

それぞれのメリット・デメリットや、どんな時に効果的なのかを詳細に解説しています。

その中でも①高値ブレイク投資については300万→1000万、5000万→1億と大きく資産を増やした方策の一つとして取り上げています。やり方はシンプルで「新高値」をつけた株を買い、さらに高値で売却する投資法です。

上記4つの方法を駆使して、5年で1億円到達した方法を解説しています。

著者おすすめ10銘柄の分析

「中長期投資でオススメの10銘柄」が紹介されているので、4か月時点のパフォーマンスをチェックしてみました。

【分析の前提】
・開始時期:本の発行が25年4月のため、1カ月前の25年2月28日とする
・終了時期:ブログ記載日の25年6月27日
・4か月時点でのパフォーマンス比較

【結果】

(出所)MSNマネーよりデータ取得


・10銘柄中9銘柄がプラス(そのうち8銘柄が2桁プラス)
・10銘柄中8銘柄が日経平均と比べてプラス(そのうち5銘柄が2桁プラス)

直近はトランプショックが落ち着いてきて、全体的に株高傾向にあるものの、この的中率と上がり幅は短期間の検証とは言え、かなり良好な結果ではないでしょうか。

感想

株式投資で、短期間で資産を大幅に増加させたいと思っている人にはオススメできる本だと感じました。

短期間の検証ではありますが、著者のオススメ10銘柄が、日経平均と比べてしっかり上昇していることも主張の信憑性の裏付けになります。

直近の株式投資のトレンドは、長期投資を前提としたインデックス投資が主流だと感じており、私自身もBuy and Hold 戦略を採用しているので、今回の株式投資の方法は新しい発見が多々ありました。(証券関連に勤めていたり、株式投資に詳しい人なら一般的な戦略なのかもしれませんが)

株式情報サイト「株探」を用いて、具体的な銘柄選定の方法を解説しているので、とても実践的で試しやすいと思います。

一方で、今回の方法を使って本気で資産を増やすには、相当な調査時間がかかるのではないかと思いました。決算書を読んだり、新高値銘柄を調べ、調査したりするというのは、専業やかなりの時間を注げるレベルの副業じゃないと現実的ではないかなと感じました。

ただ筆者の言う「選択と集中」「リスクは分散ではなく徹底的に分析することで下げる」についてはビジネスの世界でも通じる大切な考え方だなって思います。

まとめ

今回は『5年で1億貯める株式投資』を読んで紹介記事を書きました。

私は基本的にインデックスや米国テック系が中心のスタイルですが、本書を読んで伸びしろのある小型中型株も少し視野に入れてみようと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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