資本主義について

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こんにちは。リョータです。

今回は資本主義について私の考えを発信します。

お金系ブロガーとして、そもそも資本主義って何?というのを一度まとめておきたいなと思って、本記事を書きました。

この記事は何の結論もありません。

ただいろいろな本を読んで、自分なりに解釈し、考えを発信することで、誰かの何かのヒントになればいいなと思ってまとめてみました。


資本主義は、2つの原則を持った変わり続けるシステム」であると思っています。

【2つの原則】

  1. 成長し続ける
  2. お金がお金を生む

1.成長し続ける

そもそも人間は欲望の塊なので、「もっといいものが欲しい」「もっといい生活がしたい」という欲望が際限なくわき続けます。

その欲望が原動力となって、みんながお金を稼ぎ、経済がどんどん成長します。

どれだけ成長しても人間の欲望はなくならないので、野放しにしていると勝手に経済は成長していきます。

ただし、それは前提として土地や資源が十分にある場合です。もしも地球の資源が枯渇しそうになったらどうなるでしょうか。

戦争による奪い合いはあると思います。しかし現代社会の技術と知恵があれば宇宙へ進出し、ますます繁栄が進む将来が来るのではないでしょうか。

一方で成長し続けることの問題点は2つあります。

一つ目は、戦争による奪い合いが起こる。二つ目は、成長し続けなくてはならない脅迫感やプレッシャーで生きにくくなる。

戦争は今もまさに起こっているし、生きづらさにおける自殺なども根深く残る社会問題の一つではないでしょうか。

このように野放しにしていると勝手に成長をしていく、というのが資本主義の一つ目の原則と思っています。

2.お金がお金を生む

経済学者のトマ・ピケティは、歴史的に見ると資本収益率(r)が経済成長率(g)を上回り続ける傾向があると主張しています。(r > g)

つまり「お金によるお金の稼ぎ」のほうが「労働によるお金の稼ぎ」よりも効率がいいということです。

そうするとお金を持っている人がますます豊かになり、持っていない人との格差がますます広がっていきます。

実際、上位10%が世界の富の約70〜80%を保有するとも言われています。

ただしこの資本への集中が加熱しすぎると、実体の価値を大きく乖離して、最終的にバブルの崩壊につながります。

さらに歴史を見ると、あまりに格差が大きくなるとフランス革命のように大多数の弱者による力による革命がおきたりします。

そうならないために政府は税金で適切に富の再分配をし、中央銀行は金利でお金の流れをコントロールしていく必要があります。

これが資本主義の2つ目の原則と思っています。

「変わり続けるシステム」

2つの基本原則を土台にしながらも、イノベーションや国の政策などで形を変え続けてきたシステムや箱のようなものが資本主義だと思っています。

今後、何かのイノベーションで全人類の欲望が満たされない限りは続くものと考えています。

これからも「○○資本主義」のような考えが生み出されては変化し続けていくでしょう。


最後に

私自身は資本主義に何か不満があるわけではなく、むしろ生活を豊かにしていると思っています。

ただし一定の理解をしておかないといけないと思います。試合をする上でルールを知っておくようなものです。

例えば、成長し続けると理解しておけば、一時的な暴落に動揺して資産を売却することはないでしょう。

お金がお金を生む、しかも労働資本よりも効率的に、という理解しておけば、早めに資産を築くことが経済的自由への近道だと理解できます。

今回は資本主義について記事にしましたが、深堀ってみるといろんな考え方や歴史があってとても勉強になりました。経済的自由への道へ少し近づいたかなって思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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